【メディア】毎日新聞 2015年4月1日 朝刊 静岡面 コラム

2015年4月1日(水)毎日新聞 朝刊 静岡面

目指せ!「マッサン」

28日に放送が終了したNHKの連続テレビ小説「マッサン」。平均20%を超える高視聴率だったといい、私自身、「国産ウイスキー製造」の夢を背負う国際結婚の夫婦の物語に毎朝心打たれていた。

ドラマでは、日本の気候や文化になじみにくかったウイスキー製造を巡る主人公の挫折と成功が描かれていたが、ここ静岡市に本格的なウイスキー蒸留所が建設されることになった。

手がけるのは、洋酒輸入業「ガイアフロー」(静岡市清水区)のグループ会社。安倍川上流にある静岡市葵区の玉川地区に建設し、来年春の製造開始を目指す。

同社の中村大航社長は「マッサン」さながら英スコットランドの蒸留所を見学し地元静岡での製造を決意したという。最近覚え始めたウイスキーの味だが、静岡の気候と水で仕込まれる味が今から楽しみだ。「山崎」や「竹鶴」に並ぶ、世界的なブランドが生まれる日も近いかもしれない。【井上知大】

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【メディア】読売新聞 2015年3月31日 朝刊 静岡面

2015年3月31日(火) 読売新聞 朝刊 静岡面

ウイスキー 安倍川の水で

静岡・遊休地に蒸留所 活性化へ地元歓迎

水質に恵まれた安倍川上流部の静岡市・玉川地区の遊休地(約2ヘクタール)から、国産ウイスキーの新銘柄を生み出す計画が30日、発表された。洋酒輸入業「ガイアフロー」(静岡市清水区、中村大航社長)傘下の会社が、製造施設を建てる。NHKの連続テレビ小説「マッサン」を機にウイスキー人気が高まっている中で、地元住民も「活性化につながる」と歓迎している。

発表などによると、同社は9月から年明けにかけ、蒸留所と貯蔵庫を1棟ずつ建設する。来春には原酒を仕込み始め、2019年頃に商品を売り出す計画だ。施設は徐々に増築し、20年後の完成を見込む。将来は地場産品の販売を行う売店も設け、緑豊かな敷地内には遊歩道を巡らせる。

中村社長は12年に英スコットランドの蒸留所を見学し、地元でのウイスキー作りを志した。「安倍川の水質が良く、気温は発酵や熟成に最適。新東名高速道路の出入り口に近く流通にも便利」との理由で、玉川地区を見いだした。「安倍川の水のように澄んだ味の酒」を目指している。

サントリーなど大手酒造メーカーを除く地方のウイスキー生産者が。日本にはまだ秩父蒸留所(埼玉県)など数えるほどしかいない状況にも、中村社長は「可能性を感じた」という。

蒸留所の予定地では、玉川地区自治会連合会長の狩野宏さんによると「過去15年ほど、ミニサーキット場、茶園、宅地開発などの活用計画が、住民の反対や資金難で浮かんでは消えてきた」。だが、今回の蒸留所計画には、地元住民も「マッサンで話題になった北海道余市町も観光客でにぎわっていると聞く」と期待を膨らませているという。

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プレスリリース『 クラフトウイスキー蒸溜所を、静岡に! 』〜ウイスキー製造プロジェクト始動のご報告〜

2015年3月30日

関係者各位

ガイアフロー株式会社
代表取締役 中村大航

 

「 クラフトウイスキー蒸溜所を、静岡に! 」

〜 ウイスキー製造プロジェクト始動のご報告 〜

 

ガイアフロー株式会社は、シングルモルトウイスキーを製造するプロジェクトを始動いたしました。弊社のグループ会社であるガイアフローディスティリング株式会社がウイスキー製造を担当し、静岡市の玉川地区に蒸溜所の建設を計画しております。製造免許取得および製造開始の時期は、2016年春を目指します。

蒸溜所は見学できる工場として、将来は販売施設なども建設予定です。静岡市、玉川地区と連携して、中山間地振興の拠点となるべく整備を進めてまいります。

なお、本プロジェクトの詳細につきましては、弊社公式サイトおよび公式ブログにて順次発表いたします。

 

<クラフトウイスキーとは>
世界のウイスキー業界で新しいトレンドになった、小規模蒸溜所(クラフト・ディスティラリー)で製造されるウイスキー。日本の小規模蒸溜所には、江井ヶ嶋ウイスキー蒸留所、信州マルス蒸留所、秩父蒸溜所がある。スコットランドでは、エドラダワー、アラン、キルホーマン他。

<ガイアフローディスティリング株式会社について>
酒類の製造を目的として2014年10月に設立。資本金7千万円。代表者は中村大航。

<ガイアフロー株式会社について>
ウイスキー&スピリッツのインポーター。日本のウイスキー市場にニューワールド・ウイスキー(5大ウイスキー以外の国で製造されたウイスキー)を紹介し、新しいジャンルの確立を目指している。主な取扱ブランドは、アスタモリス(ベルギー)、ブラックアダー(英国)、アムルット(インド)、ズイダム(オランダ)、ランガタン(スイス)、マックミラ、ボックス(共にスウェーデン)

 

<お問い合わせ先>
ガイアフローディスティリング株式会社、ガイアフロー株式会社 共通
〒424-0862 静岡県静岡市清水区船越東町263番地
電話: 054-355-2355 FAX: 054-355-2370
WEB: http://www.gaiaflow.co.jp/

 

【メディア】読売新聞 全国版 2015年3月30日 夕刊

2015年3月30日(月) 読売新聞 全国版 夕刊

静岡にウイスキー蒸留所

9月にも着工 19年頃初出荷へ

国産ウイスキーが海外で高い評価を受け、国内でも人気が高まる中、静岡市に新たにウイスキー蒸留所が建設されることになった。同市の中央部を流れる安倍川上流部に、市内の洋酒輸入会社が9月にも施設を着工。来春には原酒を仕込み始め、2019年頃に商品を売り出す計画だ。

建設するのは、同士清水区の「ガイアフロー」(中村大航社長)で、安倍川上流部の玉川地区の約2ヘクタールに、年明けまでに蒸留所と貯蔵庫を1棟ずつ建てる。別の会社が7年前までウイスキーを製造し、現在は稼働していない長野県御代田町の「軽井沢蒸留所」の設備を買い取り、一部を再利用。新東名高速道路の出入り口からも近く、将来は地場商品の売店や遊歩道なども設けて見学者を招く。

同市に生まれ育った中村社長は、12年にウイスキーの本場、英スコットランドの蒸留所を数多く見学し、古里でのウイスキー作りを志したという。地元住民も「地域活性化に繋がれば」と期待しており、周辺の農家からは「原料の大麦を生産するので利用して」との声も上がっているという。

Media-2015-03-30-pm-Yomiuri-National

江井ヶ嶋「桜」発売に寄せて、代表 中村より

江井ヶ嶋ウイスキーのプライベートボトル第3弾「桜」を発売いたします。2013年10月の「紅葉」、2014年12月の「桐」に続く、シリーズ最新作となります。

前作「桐」は、おかげさまで大変な人気で、即日完売となりました。今回の「桜」は400本ご用意させていただきましたが、全国の酒販店様から驚くほど多くのご注文をいただき、その数分の一しかお応えできない結果となりましたことをお詫び申し上げます。

さて「桜」について、ご紹介しましょう。昨年春に江井ヶ嶋酒造を訪問した際、平石社長から「ひとつだけ変わった樽がある」とご紹介いただきました。それが今回の赤ワイン樽でした。

社長からは「詰め替えて日が浅いから、味は…?」とお聞きしましたが、とにかく貯蔵庫に出向いて、樽から直接試飲してみたのです。そうしたら、ベリーを思わせる甘さが際立つ、とても個性的で美しい味わいでした。試飲した瞬間、思わず平石社長と顔を見合わせて、ふたりで「いいですね!やりましょう!」と即決でした。ただし、年数も若く、味わいも強すぎる面もあったため、もうひと夏越すことにしたのです。とはいえ、それが味わいにどう影響するかは、その時点では全く予想がつきませんでした。

今年になって改めテイスティングしたところ、とろりとした甘みが見事に落ち着いて、タンニンを程良く楽しめるウイスキーになっていたことを確認できました。赤ワイン樽フィニッシュが、上品に実を結んだと言えるでしょう。弊社の女性スタッフ陣の評判も良く、みなさんの感想が今から楽しみです。

さて、今回はラベルも桜をテーマにデザインいたしました。筆文字は、女流書道家の岡西祐奈さんからご提供いただきました。岡西さんは、個展やパフォーマンス、作品提供など幅広く活動され、国内のみならず海外でもご活躍されています。(公式サイト http://okanishi-yuuna.com/ )

題字「桜」ですが、その形は人が疾走しているかのようなスピード感、筆運びからは力強さ、そして脆さを、さらに墨の淡さが儚さを感じさせ、まさに求めていたイメージそのものです。

最後に、この「桜」を含めた江井ヶ嶋プライベートボトルの影の立役者である福谷潤一氏をご紹介いたします。弊社がブラックアダーの総輸入元になる以前から、福谷氏には多岐に渡ってご支援をいただいておりました。氏から江井ヶ嶋酒造をご紹介いただいたことがキッカケで、最初の「紅葉」も誕生しました。元はメルシャンの営業職として、軽井沢ウイスキーを販売していたともお聞きしたことがあります。そして長年の間、ブラックアダーのロビン・トゥチェック氏をサポートされてきた方でもありました。

残念なことに、福谷氏は昨年末に急逝されました。享年48歳。弊社で打合せを元気にこなしてから、たった一週間後の出来事。早すぎる逝去でした。

故人は表舞台に立つことを良しとせず、いつも裏方として仕事の下支えをされていました。何か仕事の結果が出たときには必ず「いやぁ、ありがとうございます。中村さんのお陰ですよ」と言っていただきました。故人がそのときに見せる、自らも達成感に溢れた満足そうな笑みは忘れられません。そして、いつも続けてこう言っていただきました。

「これから面白くなりますよ!」

日本のウイスキー業界がもっともっと面白くなるよう、故人の分も合わせて精進していくことを改めてここに誓い、さらに前へと進んでいきたいと思います。

春に咲く江井ヶ嶋「桜」を、故福谷潤一氏に捧げます。

ガイアフロー株式会社
代表取締役 中村大航

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