ゴールデンウィーク発送休止のお知らせ

平素は弊社通販サイトWHISKY PORTをご利用いただきまして、ありがとうございます。
ゴールデンウィーク期間に伴い、商品の発送を一時休止いたします。

(オンラインでのご注文は、通常通り承っております。)
発送休止期間:2020年5月2日(土)〜2020年5月6日(水)
発送再開:2020年5月7日(木)

受注日より、2営業日以降のお届けとなります。
4月29日(水)までにご注文いただいた場合、ゴールデンウィーク期間中にお届けが可能です。
発送休止期間中にご注文いただいた場合、5月8日(金)以降のお届けとなります。

*配送希望日はご指定いただけます。
ただし、緊急事態宣言に伴い、お届けに遅れが発生する場合がありますこと、ご了承ください。

WHISKY PORT

みなさまからのご注文、お待ちしております♪

YouTubeチャンネル更新!第3弾は薪直火!

YouTubeの静岡蒸溜所チャンネルを更新しました。チャンネル登録いただいた方、ありがとうございます!

はじめたばかりなので、まだまだ不慣れな部分も多く、試行錯誤を重ねているところ。動画を通じて、静岡蒸溜所の魅力をたっぷりお届けできるよう、スタッフ一同頑張っています♪

本日は、先日公開された第3弾の動画のお知らせです。


YouTubeチャンネル更新!第3弾は薪直火!


第3弾の今回は、薪を使った蒸留の様子をお届けします。
静岡蒸溜所の特徴でもある、薪の直火の蒸留機。世界で唯一のウイスキー用蒸留機が、どんなふうに使用されているのかをまとめてみました。

炎を上げながら赤々と燃える薪の様子は、キャンプファイヤーのようで見惚れてしまいます。

こちらから、チャンネル登録もできますよ。

●第3弾 静岡蒸溜所が世界に誇る、薪直火蒸溜の作業風景。

動画は、薪を割るところからスタート。この薪の太さや長さも、実は日々研究中。蒸留にちょうどいいサイズを求めて、いろいろな大きさを試しています。

蒸留の途中で、火力を一定に保つために薪をくべる作業も。カマドの分厚い扉を開けて、ひとつひとつ薪をくべていくんですよ。赤々と燃え続ける炎、そして刻一刻と流れ出る原酒の様子がご覧いただけます。

また、服装にも注目してみてください。
カマドに薪をくべる作業では、大きなバイザーがついたヘルメットはもちろん、青いエプロンと手袋を着用しています。これは、カマドの中から舞い上がる炎や火の粉から身を守るため。カマドの中の温度は800度以上!危険があるため、耐熱装備で作業をしています。

動画は、20分弱。のんびりご覧になってみてはいかがでしょうか。

チャンネル登録は、こちらから。
Youtube 静岡蒸溜所チャンネル

【お知らせ】新型コロナウイルス対応による、臨時休業および勤務体制の一時変更について

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、緊急事態宣言の発令がされました。感染のリスクを抑えるため、人との接触を抑えることなどが挙げられています。この緊急事態宣言の対象は、7都府県のみで静岡県は対象となってはいませんでした。しかし、すでに県内でも感染者が確認されており、弊社では下記の対策を取ることにいたしました。


臨時休業のお知らせd

休業期間:2020年4月16日(木)〜2020年4月19日(日)

休業期間中もオンラインショップでのご注文は平常通り受け付けておりますが、発送は4月20日以降になります。

ガイアフローオンラインショップ
WHISKY PORT


勤務体制の一時変更について

期間:2020年4月8日(水)〜2020年5月6日(祝)

弊社での業務は、ウイスキーの製造や輸入アイテムの出荷など、蒸溜所に実際出勤して対応しなければならない事項が多くあります。このような状況の中、感染のリスクをできるだけ抑えるため、従業員の約半数について自宅勤務を開始することといたしました。

これによりみなさまにご不便をおかけする可能性もございます。限られた人員での業務により、ご注文への対応や商品のお届けに時間がかかってしまうことがあるかもしれません。誠に恐れ入りますが、接触を抑えつつ業務を継続して行うための措置として、ご理解ご容赦いただければ幸いです。

【新商品】桜薫る5アイテム!4月13日(月)発売!

早いもので、もう4月!静岡蒸溜所の周りの桜の木も、どんどん色づき、外に出ると春の香りを感じる今日この頃。
春の香りってワクワクしますよね♪

せっかくなので、お家でゆっくりくつろぎながら、イエノミを楽しんでみてはいかがでしょう?春にぴったりな、ブラックアダーの新商品。きっと気になるものがありますよ☆

本日は、4月13日(月)発売の新商品のご案内です!


【新商品】桜薫る5アイテム!4月13日(月)発売!


ブラックアダーから、4月の新商品が到着しました!
樽の中そのままをボトリングしたような、ブラックアダーの代名詞「ロウカスク」シリーズから5アイテム。

スペイサイドからは、希少なバルメナック、グレントファース。
西ハイランドからは、1999年蒸溜のベンネヴィス。
オークニー諸島の蒸溜所のモルトが使用された「オールドマン・オブ・ホイ」シリーズも、久々のリリースとなります。

そして、人気のブラックアダー×アムルット。
ニカラグアのラム樽でフィニッシュをかけた、今までにないアムルットが登場しますよ♪

いずれも数に限りがございますので、お早めに。

4月13日(月)10時より発売です。
WHISKY PORTのページは、4月13日までは品切れの状態で表示しています。

続きを読む “【新商品】桜薫る5アイテム!4月13日(月)発売!”

【メディア】読売新聞2020年4月2日(木)「静岡らしさ」ウイスキーで

読売新聞
2020年4月2日(木曜日)
「静岡らしさ」ウイスキーで

静岡市中心部から車を北に走らせて約30分。霧が立ちこめる山あいの「オクシズ」に、市内で初めて設立されたウイスキーの蒸留所が静かに時を刻んでいた。
 ウイスキーの国内市場は近年、ハイボール人気に伴い急拡大した。こうした中、最初に樽詰めした原酒の熟成期間が世界基準の3年に達し、今秋にも静岡市産ウイスキーを販売する。他とは異なる静岡らしさを出すため、二つのこだわりを徹底した。

 ウイスキーはまず、麦芽と水を混ぜて酵母で発酵させ、アルコールが発生した液体「もろみ」を作る。中村大航社長(51)は、立ち並ぶ直径2.5メートルほどの木製のおけを前に、「地元産の杉も使ってる」とこだわりを強調した。発酵させるおけはステンレス製が多い。木製だとこまめな清掃や、ひび割れを防ぐメンテナンスが必要だからだ。一方で、乳酸菌が桶にすみ着きやすいといい、「香りや味わいが深くなるんです」と胸を張った。
 出来上がったもろみをウイスキーの原酒にする。アルコールは水よりも沸点が低い。沸点の差を利用し、もろみの温度を上げてアルコール濃度の高い液体をつくる工程だ。この蒸留を、ウイスキーでは通常、2、3回繰り返す。
 ここに二つ目のポイントがある。蒸留の燃料として地元間伐材の薪も使っていることだ。安定して蒸留するには、蒸留器の温度を一定に保つ必要がある。薪は火加減の管理が難しく、約8時間にわたって目を離せないほか、酵母が高温で焦げ付くリスクもある。それでも、地元産を徹底することにした。中村社長は、「蒸留器は釜のメーカーに特注してつくってもらいました。世界でうちだけじゃないですか」と笑った。
 おいしさには水も重要となる。使っているのは安倍川の伏流水。茶の名産地・静岡を支える名水だ。

 中村社長のウイスキー造りの原点は、12年に訪れたスコットランド旅行だった。地元の小規模ウイスキー蒸留所を見学し、「この規模ならできるかもしれない」と思い立った。経営していた精密機械メーカーを親族に引き継ぎ、覚悟を持って工場の設立に踏み切った。スコットランド留学や国内蒸留所での研修を重ねてウイスキー製造を学んできた。
 中村社長は、ウイスキーを「コピーできない商品」と表現する。その土地ならではの自然環境や独自の製法が商品の特徴を生み出す。静岡らしさを国内外にアピールするには絶好の酒とみており、「オンリーワンの特徴を与えるからこそ静岡産の価値を生み出すことができるんです」と語る。飲んだ人がオクシズの自然に思いをはせ、訪れてみたいと思わせるようなウイスキーを目指すという。
 今年1月に最初の原酒は3年の熟成を経た。琥珀に色づいたウイスキーを試飲した中村社長は「ショウガやハチミツを感じさせるようなフルーティーな味わい」と表現する。
 原料となる大麦は現在、県内でほとんど生産されていない。焼津市で地元農協などに協力を求めるなど、「オール静岡ウイスキー」を見据えた準備を進めている。中村社長は「静岡の良さを伝えつつ、気軽に飲んでもらえるウイスキーをつくっていきたい」と意気込む。