フォーサイス社製再留釜、組み立て完了!

先日静岡蒸溜所に搬入された、スコットランドのフォーサイス社製蒸留機。
再留に使用する蒸留機の組み立てが完了いたしました!
本日は、その模様をお伝えします。

搬入が無事に済み、フォーサイス社から来た蒸留機の部品が所狭しと蒸溜棟の中に並んでいます。
その奥では、実は製造も並行して行われています。狭くて大変です。
img_5862ver2
この狭い中で大活躍してくれたのが、「カニクレーン」。軽井沢蒸留所から設備を移動する際にもお世話になったクレーンが、大きくなって戻ってきました。
img_5935ver2巧みな脚さばきで場所を確保し、室内の細々したものを移動して作業スペースを確保します。

スペースができたら、まず蒸留釜とコンデンサーのための台座を組み立てます。
img_5973ver2
てっきり釜の設置から始まると思いきや、コンデンサーから設置するとのこと。コンデンサーの位置を決めてからではないと、うまく組み立てができないそうです。
先ほどのカニクレーンで、コンデンサーを台座まで吊り上げます。
img_6063ver2

次は、いよいよ蒸留釜。上の梁ギリギリまでクレーンが伸びていきます。
img_6092ver2

続いてヘッド部分。揺れないよう、ゆっくりと持ち上げられていきます。梁にぶつからないように、みんなで上を確認しながらの作業です。
img_6124ver2

写真でもわかるように、本当にギリギリのところをクレーンの首が通っています。さすがプロは違います!
img_6132ver2

ヘッド部分を釜に固定した後は、ネック部分です。リフトを接続部分まで高く伸ばして、位置を調節し、こちらも固定します。
img_6156ver2

いよいよラインアーム。組み立て間近で手に汗握りしめていたところ、どうやらトラブル発生です。
コンデンサー部分とネック部分の位置が微妙に違っていて、ラインアームがつけられないとのこと。
いろいろ試してみたものの、やり直すことに…
img_6165ver2

そんなわけで、せっかく固定したヘッドを外し、蒸留釜の位置を調整することになりました。やっぱり大きいサイズになると細かい調整が必要なんですね。
img_6170ver2

微調整を終え、無事にラインアームもつながりました!
これで再留釜の組み立てが完成です。
img_6175ver2
近づいてみると、こんな感じです。
img_6192
窓からの光を浴びてキラキラ輝く蒸留機は、本当に綺麗です。年明けに始まる、初留用の蒸留機の組み立てもどんな風になるのか、今から待ち遠しい限りです。
早ければ、2017年2月頃からこのフォーサイス社製の蒸留機も使って蒸留ができるかもしれませんので、お楽しみに♪

  • All
  • AMRUT
  • ASTA MORRIS
  • BLACKADDER
  • box
  • fable
  • notice
  • shizuoka-fair
  • SPEY
  • お知らせ
  • イベント情報
  • プライベートカスク
  • プレスリリース
  • メディア情報
  • 創業者コラム
  • 商品紹介
  • 静岡蒸溜所
All
  • All
  • AMRUT
  • ASTA MORRIS
  • BLACKADDER
  • box
  • fable
  • notice
  • shizuoka-fair
  • SPEY
  • お知らせ
  • イベント情報
  • プライベートカスク
  • プレスリリース
  • メディア情報
  • 創業者コラム
  • 商品紹介
  • 静岡蒸溜所
Yomiuri メディア情報

【メディア】2024年7月23日 読売新聞 「静岡ひと 県産素材でウイスキー」

2024-summer-ec.001 お知らせ

WHISKY PORT 夏季配送休止期間のお知らせ

Aug-new-ec.001 商品紹介

【8月新商品】真夏のブラックアダー&アスタモリス、シェリーカスク3連発!

TGR-top AMRUT

【イベント】アムルットペアリングディナー@THE GREY ROOM

SD&AR202407-top.001 イベント情報

【セミナー】 「静岡蒸溜所&アムルット プロ向けセミナー 」大阪、東京、静岡にて開催

2024-07-newtop.001 商品紹介

【7月新商品】アスタモリス&フェイブル、人気シリーズ最新作!

PAGE TOP