【メディア】テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」2020年1月30日 [好調!国産ウイスキー市場 見えてきた異変とは?]

テレビ東京
「ワールドビジネスサテライト」
2020年1月30日23:00〜

好調! 国産ウイスキー市場
見えてきた“異変”とは?

国産ウイスキー 原酒不足で…
ギリシャ人が なぜ静岡に?

相内優香キャスター
「こちらのグラフをご覧ください。
日本のある商品の輸出額の推移なんですが、
10年で10倍に増えています。
皆さん、何のグラフか分かりますか?
実はですね、こちら国産ウイスキーの輸出額なんです」

キャスター
「順調にウイスキー市場が成長を続けていますが、
現場を取材するとある異変が起こっていました」

お客さま
「かんぱーい!」

ナレーション
「午後6時すぎ、
都内の串カツ田中は大勢の客で賑わっていました」

ナレーション
「客の多くが飲んでいるのは、ハイボールです。
中でも人気なのが」

店員
「おめでとうございます!
半額です!」

店員
「飲み物何にしますか」
女性客
「ジムビームハイボールで!」

ナレーション
「バーボンのジムビームを使った
ビームハイボールです」

女性客
「めっちゃおいしい!
ジムビームハイボール大好きです。
口当たりが甘いですよね」

ナレーション
「人気の理由は美味しさだけではなく、
1杯370円という価格」

ナレーション
「開店当初からある、
ウイスキーの角を使った角ハイボールよりも20円安いのです」

ナレーション
「こちらの店では5年前から
ジムビームのハイボールを導入」

ナレーション
「現在では角ハイと、
人気を二分する存在に成長しています」

ナレーション
「2014年に買収したジムビームが
絶好調のサントリー」

ナレーション
「しかし、今日発表したのは」

サントリースピリッツ
ウイスキー事業部 鳥井憲護 部長
「国内外ともに山崎を愛するお客様
また 山崎をまだ飲んだことのないお客様にも興味を持っていただけるように
これを発売できたことを嬉しく思っております」

ナレーション
「サントリーが誇るシングルモルトウイスキー山崎55年物」

ナレーション
「55年以上熟成させた希少な原酒だけを使い、
濃厚な果物のような、香りや甘く芳潤な余韻を楽しむことができると言います」

ナレーション
「価格はなんと300万円
サントリーが過去に販売したウイスキーでは最高額ですが、」

ナレーション
「それでも販売には自信があると言います。
しかし…」

鳥井憲護 部長
「100本しか、
皆さまにお届けできないという心苦しさも当然ございます」

ナレーション
「原酒には限りがあり、生産量は増やせないと言います」

ナレーション
「また国産ウイスキーの人気の高まりを受け、
サントリーは2年前、白州12年、響17年の販売を休止」

ナレーション
「国産品は入手が困難になりつつあります」

鳥井憲護 部長
「多くの方に楽しんでいただけると思いますので、
いま一生懸命供給を増やせるよう努力している」

ナレーション
「そんな国産ウイスキーの現状を変える可能性を秘めた取り組みが
今注目を集めています」

ナレーション
「2016年に立ち上がった
ガイアフロー静岡蒸溜所」

ガイアフロー
中村大航 社長
「これがウイスキーの蒸留機、
英語でポットスチルですね」

リポーター
「これ、いま中に火が見えるんですけど」

中村
「中で薪が燃えています」

中村
「これは世界で唯一
ここにしかないやり方なんですね」

ナレーション
「社長の中村さんは、
一般的な水蒸気を使った蒸留ではなく、」

ナレーション
「釜に薪をくべた直火での蒸留に
こだわってきました」

ナレーション
「使っている薪は地元の間伐材です」

ナレーション
「強い火力を使うことで、より香りの強いものができると言います。
さらに…」

中村
「これは静岡の地元の杉を使って作った
世界で唯一の発酵タンクです」

ナレーション
「杉の独特の風味が加わり、
世界でここでしか造れない味わいが出ると言います」

中村
「林業が盛んな地域の特色を
ウイスキーの造りに活かしたいということがあって、」

中村
「あえて地元の杉を使って作りました」

ナレーション
「一般的なウイスキーの熟成期間3年を経て、
初出荷の時期を迎えようとしています」

ナレーション
「実は今こうした小規模生産で、特徴があるウイスキー、
いわゆるクラフトウイスキーが増加しています」

ナレーション
「特に2016年以降に一気に増加。
その数は4倍になりました」

ナレーション
「国産ウイスキーを求める客への
供給体制が整ってきたのです」

ナレーション
「こちらの蒸溜所には、
早速見学に来る人たちが…」

ギリシャ人男性客
「いいウイスキーを試すために
みんなでギリシャから来た」

ギリシャ人男性客
「ヨーロッパでも
日本のウイスキーは手に入りにくくなっている」

ギリシャ人男性客
「いいウイスキーを楽しみにしている」

ナレーション
「実は彼らはバーテンダーやシェフ。
入手困難な日本のウイスキーを探すため静岡まで来ました」

ギリシャ人女性客
「室内の壁や床に木材を使っているのは飾りか、
それとも温度管理のためか?」

中村
「室内の環境は発酵に重要で、
酵母が木材に住みついていると言われている」

ナレーション
「独特なウイスキーの造りに興味津々です。
そして、気になる味は…」

ギリシャ人女性客
「甘い香りと力強さある風味、
なめらかな舌触りがいい」

ギリシャ人男性客
「昔ながらの作り方と、良い素材にこだわっていて、
その結果、いい製品に仕上がっている」

ナレーション
「早くも海外からの注目を集めていますが、
中村さんはしばらくは国内向けの販売を
メインにしていくと言います」
(注:海外でも少量ながら販売をしていく予定です。)

中村
「ようやく弊社もウイスキーを発売できるところまで、
こぎつけましたので、一つ新たな選択肢として」

中村
「お客様に
『新しい蒸溜所のウイスキーを試してみるか』
と言っていただけたらいいなと思っております」

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