【静岡・大井川】J A大井川焼津営農経済センターは5月中旬、 焼津市で栽培する大麦の収穫適期を確認するため、農場巡回調査を行った。生産者、志太榛原農林事務所やJA、ウイスキーを製造するガイアフローディステ ィリングの担当者ら18人が参加。5月中・下旬 から刈り取りをスタートし、発芽勢調査などを経て6月初旬に出荷することに決めた。
JA管内での大麦栽培は、2019年に始まり、今回で6回目の収穫となる。生産者2人が30ヘクタールで「ニューサ チホゴールデン」を栽培。収穫量は65トンを見込む。ウイスキーの原料として利用する。
生産者の小畑幸治さん(69)は「天候に恵まれ、順調に生育している。収量も昨年産を上回ると見込んでいる」と話した。ガイアフ ローディスティリングの中村大航代表取締役は「生育状況は良い。 26年にはオール県産ウイ スキーの販売を予定する。生産者をはじめとする皆さんの協力に感謝する」と話していた。
