【イベントレポート】静岡ウイスキースクール 初開催!

かねてより計画していた、ウイスキースクール。去る5月26日、27日に初開催しました。
静岡蒸溜所のウイスキー造りを体感する2日間をじっくりレポートします!

これから定期的に開催予定の静岡ウイスキースクール、最初に開講するのは「製造初級コース」です。今回、このコースを体験していただくため、静岡県内で酒類業界に携わるプロの方々にご参加いただきました。

1日目 金曜日

1日目のスタートは13:30から。JR静岡駅を12:12に出発する路線バスでお越しいただき、約1時間で蒸溜所に到着。(ウイスキーの試飲を含むため、公共交通機関でのご参加をお願いしています)

講習

まずはセミナールームにて講習です。
代表 中村の挨拶から始まりました。自身が20年前に参加したニッカ余市のマイウイスキーづくり、10年前に参加したスプリングバンク・ウイスキースクールが素晴らしい体験だったので、いつか静岡蒸溜所でも開催したい!と長年準備してきたことが語られました。
その後の講習は、ガイアフローの歴史やウイスキーの製造工程について。一般的なウイスキーづくりの流れと、静岡蒸溜所だけの特徴的な製法について、細かくご説明しています。そして、このウイスキースクールで体験していただく内容についてもご案内します。

この後、蒸溜所ロゴ入りのポロシャツに着替えて、いよいよ製造工程の体験がスタート!今回、製造課長である大野が案内役を務めました。
1日目のプログラムは、粉砕、発酵、蒸留、テイスティングです。

粉砕

ウイスキーづくりの第一段階となる、粉砕。他の蒸溜所では、なかなか見ることさえ出来ない工程です。歴史ある英国ポーティアス製の粉砕機から、粉砕中の大麦を取り出します。ご自身でふるいにかけていただきながら、比率の確認をします。また、粉砕前の麦芽も試食し、大麦そのものの風味を味わっていただきました。

糖化〜発酵

続いて、仕込み発酵へ。粉砕した麦芽が麦汁となり、酵母を加えることで発酵します。麦汁の一番搾りと二番搾り、そして発酵中のもろみを試飲して、その変化してく過程を体感していただきます。
甘い麦のジュースがアルコールへと変化し、ウイスキーの赤ちゃんが誕生する瞬間。見て、香りを感じて、味わうことで、ますますウイスキーへの想いが深くなります!

薪直火蒸留

そして1日目のメインとなる蒸留の工程へ!世界中で静岡蒸溜所でしか体験できない薪直火蒸留機を中心に実施します。
まずは実際に使用する薪を割ります。薪割りカッターに刺した丸太を、大きく重いハンマーを振り上げて、頭上から一気に振り下ろします。カーンッ!という甲高い音とともに、真っ二つになって薪が出来上がります。
そして、その薪をカマドの中にくべていきます。カマド内部は非常に高温であるため、危険が伴う作業です!しっかりと防護服を着用して、スタッフのサポートを受けながら、炎が燃えさかるカマドを開けて、慎重に薪をかまどへ投げ入れます。参加者のみなさまは額に汗を浮かべながら、ウイスキーの蒸留という神秘的かつ化学的な過程を実感していただきました。

テイスティング

1日目の最後は、テイスティングの時間です。
今回はニューメイクWとK、構成原酒5種(ノンピート、ピーテッド、日本大麦、シェリー樽、ワイン樽)の計7種類を比較しながらのテイスティング。実際に製造を体験した後の試飲とあって、それぞれの工程がどのように味わいに結びつくのか、そしてどのように原酒を組み合わせて製品化するのかなど、質問が止まりません!終了時間ギリギリまで熱気溢れる質疑応答が続きました。
この日は17:00に終了し、17:06発のバスで静岡駅方面までお戻りいただきました。18:06には静岡駅に到着。お疲れ様でした!

2日目 土曜日

2日目は朝早く9:30からスタート。静岡駅を8:13に出発するバスにて1時間弱、静岡蒸溜所に到着です。

糖化

2日目の最初の実習は、マッシュタン(糖化槽)から。
稼働中のマッシュタンから発酵槽へ、麦汁が送られていくルートを確認します。普段はじっくり見ることができない、マッシュタンの下の機械についても説明がありました。

再留 ミドルカット

その後は、再留へ。
実際に蒸留が進む中、リアルタイムでのミドルカットを体験。スピリットセイフを開け、ミドルカットのヘッドからハートに切り替える瞬間に立ち会い、次々と流れ出てくる原酒の香りを確認します。絶対に失敗できない作業に、これまでにない緊張感が漂う中、原酒の香りがどんどん変わっていく様子に驚きの声が上がりました。
これも通常の見学ツアーでは体験できない貴重なプログラムです!

発酵

そしてこれも静岡ウイスキースクールならではの体験、発酵槽の清掃です。
みなさまに木製発酵槽の中に入って清掃作業をしていただきました。静岡蒸溜所の発酵槽は、木に住み着いたさまざまな有用な菌の助けを得て、味わい豊かなもろみを醸し出しています。その木の表面を傷つけないよう、毎日丁寧に手洗いをしているのです!
ステンレスタンクであれば清掃もメンテナンスも簡単ですが、自然の力で発酵を行う伝統的な製法をとっています。したたる水滴に濡れたりしながら、なかなかの重労働なのですが、普段の見学ではできない体験、一番印象に残ったプログラムだったとのお声もいただきました。

熟成

最後は貯蔵庫内にて、樽詰めとニューメイクの瓶詰めをしていただきました。
空の樽の重さが60キロもあることを確認した上で、慣れない手つき腰つきで樽を転がしながら……なんと樽を持ち上げる強者まで!
樽を所定の位置にセットできたら、ウイスキーの原酒であるニューメイクを樽に詰めます。みなさん、一滴もこぼさないよう、慎重に作業されてました。
そして最後に、そのニューメイクを自分のボトルに詰めて、お土産にしました。静岡蒸溜所はニューメイクを単体では販売していないので、これはまた貴重品です!自分でラベルも書いて貼って、完成となります。
以上、これにてスクールの全工程が終了しました。

修了式

修了式では、参加者おひとりおひとりにお名前入りの修了証が授与されました。
みなさん、2日間のスクールをやり終えて、いい表情をされていますね。

懇親会

その後は、近隣のイタリアンカフェレストランBOSCOさんにてランチ懇親会です。ウイスキーを飲みつつ、心地よい疲労感と高揚感に包まれながら、2日の体験ですっかり打ち解けた雰囲気でウイスキー談義も進み、ウイスキースクールは閉会いたしました!

お腹もいっぱいになって、お帰りの14:36発の路線バスに乗って静岡駅方面へ。
JR静岡駅に15:36に着いて、解散となりました。開店時間の早いバーは、もうオープンしている時間ですね。


2日間でじっくり静岡蒸溜所のウイスキーづくりをご体感いただける静岡ウイスキースクールは、これから定期的に開催予定!
お申し込み、詳細については公式サイトをご確認ください。
みなさまのご参加をお待ちしています!

  • All
  • AMRUT
  • ASTA MORRIS
  • BLACKADDER
  • box
  • fable
  • notice
  • shizuoka-fair
  • SPEY
  • お知らせ
  • イベント情報
  • プライベートカスク
  • プレスリリース
  • メディア情報
  • 創業者コラム
  • 商品紹介
  • 静岡蒸溜所
All
  • All
  • AMRUT
  • ASTA MORRIS
  • BLACKADDER
  • box
  • fable
  • notice
  • shizuoka-fair
  • SPEY
  • お知らせ
  • イベント情報
  • プライベートカスク
  • プレスリリース
  • メディア情報
  • 創業者コラム
  • 商品紹介
  • 静岡蒸溜所
S-news-ec.001 メディア情報

【メディア】静岡新聞 2024年4月17日 [オール静岡県産ウイスキー誕生]

RR-ec 静岡蒸溜所

【レポート】ルーキーレーシングのモリゾウさん(トヨタ自動車 会長 豊田章男氏)、静岡蒸溜所にご来場されました!

JAN2024-ec.001 メディア情報

【メディア】日本農業新聞 2024年4月10日 [静岡県産大麦のウイスキー完成]

Nikkei0326-ec.001 メディア情報

【メディア】日本経済新聞 2024年3月28日 [静岡市の蒸留所、「オール県産」ウイスキーを商品化]

0326-EC.001 静岡蒸溜所

【レポート】「100%静岡大麦」完成報告 静岡県知事を表敬訪問

0327-Chunichi1.001 メディア情報

【メディア】中日新聞 2024年3月27日 [県産大麦と水でウイスキー完成]

PAGE TOP